
AI画像生成のプロンプトは、長い形容詞の一覧ではなく、小さな制作指示書です。「何を描くか」だけでなく、構図、光、質感、完成画像の用途まで整理すると、結果を調整しやすくなります。
プロンプトを作る6つの要素
- 被写体:人物、商品、動物、建物など、画面の中心になるもの。
- 場面と動作:場所、時間帯、被写体の動き。
- 構図とカメラ:アップ、俯瞰、ローアングル、左右の余白。
- 照明と色:窓からの柔らかい光、夕方の逆光、寒色のスタジオ照明など。
- 表現方法:商品写真、雑誌風ポートレート、デジタルイラスト、3D、アニメ。
- 用途と比率:EC商品画像、縦型広告、16:9のサムネイルなど。
次の型から始めると整理しやすくなります。
[被写体] を [場面] に配置し、[構図/カメラ] で、[照明] と [色] を使い、[表現方法] で仕上げる。用途は [最終用途]。
例:
乳白色のガラス製スキンケアボトルを暖色の石材に置く。目線の高さからの商品写真、左側に見出し用の余白、柔らかな夕日のリムライト、アンバーとクリームの配色、上質な雑誌広告、4:5のSNSキャンペーン用。
「きれい」より見える情報を書く
「高級」「おしゃれ」「すごい」だけでは、モデルが何を変えるべきか判断できません。ガラスの反射、マットな表面、影の硬さ、背景の色、余白の位置など、画面で確認できる条件に置き換えます。
人物なら、年齢層、髪型、服装、姿勢、表情を先に決めます。参照画像を使う場合は、顔、髪、衣装、ポーズのうち、どれを維持したいかも明記してください。
構図はカメラ用語で指定する
- 顔のアップ、上半身、全身;
- 真上からの商品レイアウト、目線の高さ、ローアングル;
- 中央対称、三分割、被写体を右に置いて左に余白;
- 浅い被写界深度、背景まで鮮明、広角の環境写真。
文字を後から配置する画像では、「左上に見出し用の暗い余白」のように場所まで書くと実用的です。
修正は一項目ずつ
最初の結果が惜しいときは、全文を交換せず、被写体、構図、光、色、スタイルの順に一つずつ変更します。どの指示が結果に効いたか把握しやすくなります。
用途別プロンプト例
商品画像
マットブラックのワイヤレススピーカーをウォールナットの机に置く。斜め45度の商品構図、柔らかな窓光と控えめなアンバーの縁取り、チャコールと暖色ブラウン、EC向け商業写真、1:1。
プロフィール写真
リネンジャケットを着たプロダクトデザイナー。現代的なスタジオで上半身、目線の高さ、柔らかな拡散光、暖色グレー背景、自然な肌質の雑誌風ポートレート、縦型プロフィール用。
完成した文章は MiraFrameのAI画像生成 でモデルや比率を変えて比較できます。元画像がある場合は参照画像からの生成を使い、変更点と維持する点を分けて書くのがコツです。